11Sep

片麻痺の方に対して食事介助を行うなら、介助者は注意すべきことがありますのでご紹介いたします。
まずは、椅子に座った状態の片麻痺の人の姿勢を整えて、食べやすい状態を作る必要があり、足はしっかりと床に付けてもらい、少し前屈みになってもらいましょう。
介助者は麻痺側に座って、食事のメニューを紹介したら、食事がしやすくなるように汁物で口の中を湿らせましょう。
お箸やスプーンを使って食べ物を口に運ぶ時には、斜め下から持っていくと不快感なく食事をしていただけますし、しっかりと噛んでもらうためにも健側の方に食べ物を入れますが、スプーンなどを深く入れると食べづらいので注意しましょう。
1回1回、きちんと飲み込めたかを確認して、口の中に食べ物が残っていたら誤嚥の原因になりますので確認しましょう。