8Sep

寝たきりの人などベッドでの介助は、褥瘡にならないための寝返りの手助けや移乗介助がありますが、快適な睡眠を手に入れるための介助方法がありますのでご紹介いたします。
背上げなどにより頭が枕から擦れてしまったり、ベッド下方に下がってしまった場合には枕の位置まで引き上げる必要がありますので、介助の際は麻痺などを考えて立ち位置を選び、左腕が麻痺している場合には介助者は右側に立ってサポートしましょう。
健常な方の腕で麻痺側の腕を組んでもらったら、健常な方の足は膝を立てた状態にしてもらい、介助者は左手を肩甲骨の下に入れて、右手は肘に添えましょう。
相手の足で蹴ってもらいながら、介助者の太ももの方を意識して引き上げると上手に介助することができますので、ぜひ実践してみましょう。