7Sep

在宅で介護するなら、特にベッドでの介助で注意すべきポイントがありますのでご紹介いたします。
ベッドで寝ている人をベッド上で座ってもらう時には、介助者が何から何までサポートしてしまうと介護される人の残存能力を活かすことができませんので、介護される人の力を引き出すような一部介助を心がけましょう。
まずは、介護される人に横向きになってもらうために、腕を組んでもらい膝を立てた状態になってもらったら、介助者は肩と膝に手を添えて側臥位になってもらいます。
介護される人の首の下に手を入れて、動かせる手は力を入れてもらい、足をベッドから降ろしてもらいながら、手前に引くように起き上がってもらいましょう。
介護される人自身の腕の力を使ってもらうことで、心身の向上に繋がるのです。